子どものケガに対応できる”道具”と”気持ち”をそなえる

自分の子どもがケガをしてしまったら、冷静に対処できるのだろうか。
ちょっと自信ないです。。でも!“そなえる”ことは大事。

私がそなえていて、実際に役立った話を交えて、
実際に使える”道具”と、いざという時に冷静に保てる”気持ち”の準備について書いてみます。

 

道具1:三角巾(さんかくきん)

救急箱に三角巾はあまり入っていないと思うのですが、
救急法を勉強すると、三角巾は必ず出てきます。

私はガールスカウトで長い事活動していましたが、そこで救急法を学びました。
骨折の疑いがあるときに固定する方法や、
ケガをした時に止血する時の巻き方なんかを、
頭、足、手と部位別に処置する練習をしました。

要するに応急処置の方法です。
三角巾で治すのではなくて、巻いたあとは、もちろん病院に行きます笑

毎年キャンプに行ったり、基本野外活動が多いので、
救急法のおさらいは定期的にしていました。

そして、実際に役立つことがあったので常備するようにしています。

三角巾はなんとか手で裂くこともできるので、
特別な道具がなくても、三角巾一枚でいろいろアレンジできますし、
止血のための場合、ガーゼと包帯の役割を一人でやってくれます。


値段が出ていませんが2018年2月時点で280円です。

 

道具2:ワセリン

病院に行くほどでもない小さな切り傷、擦り傷なんかは
ワセリンを塗って、絆創膏でも貼っておきます。ベタベタしちゃうから。
これは、湿潤療法というものですね。

湿潤療法(しつじゅんりょうほう)は、創傷(特に擦過傷)や熱傷褥瘡などの皮膚潰瘍に対し、従来のガーゼと消毒薬での治療を否定し、「消毒をしない」「乾かさない」「水道水でよく洗う」を3原則として行う治療法。モイストヒーリング閉鎖療法潤い療法(うるおい療法)とも呼ばれる。

出典:ウィキペディア 湿潤療法

キズパワーパッドも湿潤療法のうちのひとつですね。

むやみに薬を塗ったり、飲ませたりするのが嫌、という理由もあって
ワセリンを使っています。

昔はガンガン消毒液使ってました。。

すっっっごくしみるし、
あのシュワシュワしてるの、治ってる証拠だと思ってたけど全然違ったし笑
(オキシドールは、たんぱく質に反応してシュワシュワします)
細菌を殺してくれてたかもしれませんが、人体のたんぱく質にも反応してるとしたら、
人体も破壊されてることになります。

ワセリンなら、しみないし、人体も破壊されない。
何の効能もなくて、ただ潤わしてるだけなので。

あと、絆創膏とかガーゼを取り替えるとき、傷にくっついて猛烈に痛い!
ワセリンを塗ればその痛みも心配ありません。

でも断固薬反対!ではないです。
西洋医学が必要なときも絶対にあると思います。
飲み薬についてはまた別の機会に。。

ワタクシ、一応歯科衛生士でもありまして、人体についての勉強をしたので、
どうして湿潤療法が良いか、どうして消毒液は使わない方がいいか
ということを理解した上で行なっています。
もし、興味がある方は、ぜひ一度リサーチを。


 

いざという時にパニックにならない”気持ち”の準備
実際のケース

私、おてんば娘でしょっちゅうケガをしてました。
今までで一番ハードなケガは、小学校4年生のときに自転車で転んだときのやつです。

今でも鮮明に覚えていますが、
お友達と弟と、4人くらいで駄菓子屋さんの帰り道。
自転車のハンドルに、サイダーのビンとお菓子の入ったビニール袋を下げて
小さな段差にスリップし、転んでしまいました。

詳しく書くとうぇ〜っとなるので書きませんが、
ヒザがぱっくり。
でも傷が深すぎて、もはや痛みも感じませんでした。
横では弟が立ちすくんでいました。

ここでの私の脳内ひとり会議。

・止血だ!止血!
・縛るものないかな
・自転車どうしよう
・靴が真っ赤だ〜新しいのに。。

なんだか全てがスローモーションのようでした。
ものすごい冷静に考えてたし、周りも見てた。

そして、弟に自転車を家まで運んでくるように頼み、
縛れそうなものも無かったので、
傷の近くを手で締め付けながら、家まで歩いて帰りました。(近所だったので)

小学校4年生のとっさの判断としては上出来だと自分を褒めてやりたい笑
これは紛れもなく、日頃の鍛錬の成果でした。
毎年毎年、救急法のおさらいをしていたのが、実際に役立ちました。

ちなみに、転んだところの道路の反対側はバス停があり、長蛇の列。
家に帰る途中にもバス停を通り、人が並んでいました。
あんなに大人がたくさんいたのに、誰一人声をかけてくれなかったことを

「あーいざという時は、自分だけが頼りだ」

と偉そうなことを思いながら、足を引きずって歩いていました。

帰宅した母はものすごい焦っていましたが、
絶対に「痛い?」とか、「大丈夫?」とか愚問は聞いてきませんでした。
見た目では絶対に痛いし、全然大丈夫じゃないし。
その気になっちゃうからね。それを母は知っていました。

その代わり、「ままがついてるから大丈夫!」という根拠のない励ましをいつもしてくれます。
この時もそうでしたが、お母さんが言うんだから間違いない、
と、子どもは無意識に思っていたりするもので、
根拠の無いポジティブな励ましは、子どもの心を支えているはずです。
少なくとも、私にとってはそうでした。

(寒い時に「大丈夫!寒くない!」の励ましはさすがに「いや、寒いし。」と思ってましたが。)

結局、母の運転する車で病院に行きましたが、
健闘むなしく、看護師さんに「こういうときは救急車呼んでください」と叱られました。てへ
新しい靴も、再起不能。。

 

シンプルに。自分にも、子どもにも、誰かにも。

三角巾の縛り方は、色々あって全部はまったく覚えていないのですが、
原理が分かると、応用して活かせます。

で、意外に日常に縛れるサイズのものが無かったり。
タオルだと、繊維が傷にくっついてしまう可能性もあるし。

一家に一枚おすすめします。私は薬局で買いました。
今はamazonなどで簡単に買えますね。

日本赤十字社の電子講習室というサイトでは、
三角巾についてはもちろん、救急法がウェブ上で学べて、
イラストや動画があったり、子どもに関することもあったり、
一度見ておくだけでも、気持ちの備えになると思うのでおすすめです。

ワセリンも小分けにして、いつも持ち歩いておくとケガだけでなく、
手がかさかさ、唇切れた、なんていう冬の時期に起こりやすいプチハプニングにも
すぐに対応できる優れものです。
リップクリーム、ハンドクリーム、傷薬を、1人3役補ってくれます。

うちの息子は、自分でやりたい!ので、ワセリンなら心配なく子どもでも塗ることができます。

シンプルだけど役に立つ、三角巾とワセリン。
あとは、お母さんの根拠のないポジティブな励ましで
子どもたちのカラダとココロをケアしていきましょう。