国立小学校受験に4回関わって気付いたメリット

まずタイトルの国立小学校に関わった4回の内訳ですが、

1回目:自分の受験(幼児教室などにもガンガン通いました)
2回目:母がベビーシッターをしていた長男くんの受験(よく一緒にお勉強しました。)
3回目:母がベビーシッターをしていた次男くんの受験(よく一緒にお勉強しました。)
4回目:息子の受験

4回とも同じ国立小学校です。この間約30年。げ
過去問題集から読み取れる、子どもに求められる素質というのはほぼ変わっていないと思います。

・季節を感じながら自然や生き物に触れ合っているか
・季節の行事を家庭で行なっているか
・最低限のマナーが身についているか
・他者と思いやりを持って関わることができるか
・人のはなしを聞き、理解することができるか
・からだを動かして遊んでいるか
・家庭での生活にきちんと参加しているか

こんなところでしょうか。これらを人間力とでも言ってみます。
どれをとっても決して難しいことではないのですが、これらを日常として実際に経験しているかというのが大切にされていることだと思います。
この人間力は、小学校に入るためだけでなく、人としてとても大事なことだと思います。
過去問題集を見れば、私が言葉にしなくても何を大事にすると良いかは一目瞭然です。
それを知ることができただけでも、私にとってはメリットでした
ぼんやりしていた子育ての軸のようなものが見えてきたような気もします。

 

当たり前に知っておきたいこと、
出来るといいことが大人でもイマイチ

でも実際、こんな風に当たり前そうなことが出来ていなかったり、知らなかったり。。。
これらのことは、大人に向かっていくため、そして大人になってからも役立つことだったりすると思います。
もし、どれかひとつでも子どもに身につけてほしいことがあれば、過去問題集に目を通して見る価値はあると思います。
クイズ感覚でお子さんとチャレンジしてみてもいいかもしれません。
また、子どもにどんな風にこれらのことを伝えていけばいいかのヒントにもなるかもしれません。

普段どんな風にお子さんと遊んでいますか?

季節の行事でそれにまつわる植物・食べ物・飾りなどでたっぷり楽しんだり
電車に乗ったついでにマナーの話をしてみたり
卵から産まれる生き物にはどんなのがいるかクイズをしてみたり(結構めずらしいのもいます)
ごはんを作るときに野菜のおなか(切り口)を見てみたり

1年を通して日々の暮らしの中で、どんなことを子どもと一緒に楽しんでいくか
国立小学校受験を考えているかたも、考えてなかった方も、受験をしても、しなくても、

過去問題集に一度目を通して見ると、なにかきっかけになるかもしれません。

先日こんなツイートを見つけました。

 

子どもは100%悪くないと私は思います。100%親の責任。
この後のツイートでは、

 

とも書かれています。マナーが守れたら、誰にも迷惑はかけません。
正直、子ども云々の前に大きな声で長い時間おしゃべりする大人の方も見かけますよね。
大人がこれじゃあ、子どもにああしろこうしろなんて言えた立場ではないです。

大人になってからやればいいじゃない、子どもには自由にさせたいわ。
”子どもらしい”という概念はひとそれぞれですから、そういう方針ももちろん良いと思います。

ただ、培ってきた習慣はなかなか変えられないのも事実です。
私が歯科衛生士のときに、歯磨きの仕方だけでなく、生活も見直していただく”行動変容”という、行動をより良く変えていくためのお手伝いをしていましたが、これが本当に難しい!
ひとりひとりに奮起していただくためのきっかけを見つけなくてはならないのです。
子どものときから習慣になっていればしなくていい苦労なわけです。。

だったら柔軟で余白だらけの子どもときに、自然に楽しく身につけられたら苦労しなくて済むと思うのです。
教育ではなく、習慣。ただの日常として生活していれば勝手に身くのではないでしょうか。

国立小学校の試験問題には必ずといっていいほど公共の場所でのマナーを問う問題が出て来ます。
最低限のマナーは大人も一緒に、見直しをしてみてもいいかもしれません。
そして、親子で一緒に素敵な振る舞いができると自分たちも周りもきっと気持ちがいいですね。

 

机に向かってではなく、実体験から学ぶ

過去問題集を解くこともいいかもしれませんが、ただのきっかけ、ヒント集として活用してもいいと思います。
また、問題を解くとしても、実体験は欠かせないと思います。
受験のためだけであれば、繰り返し解くことで身につく知識も多くあると思いますが、果たしていつまで身についているのでしょうか。
実体験からの学びは、机に向かうよりも短時間で、より理解も深まることは大人の私たちが経験として知っていることですが、いざ子育てとなると、いろいろあれこれ説明したくなってしまうのはなぜでしょう笑

もし何かを身につけてほしいと思ったときは、教え込もうとせず
大人が見本を見せること、体験させてあげること、子どもの疑問に付き合ってあげることを大切にすると良さそうです。

また理解の仕方は子どもそれぞれで違うので、親が説明することをすんなり理解できないことでも、実際に子ども自身で感じるとすんなり理解できることも多いと思います。

私は最初にも書いた

・季節を感じながら自然や生き物に触れ合っているか
・季節の行事を家庭で行なっているか
・最低限のマナーが身についているか
・他者と思いやりを持って関わることができるか
・人のはなしを聞き、理解することができるか
・からだを動かして遊んでいるか
・家庭での生活にきちんと参加しているか

ということを大切にしたいと思っているので、国立小学校の過去問題集を活用しました。

実は、ガールスカウトやボーイスカウトでもまさにこれらのことを大切にしています。
この人間力が、生き抜く力となる土台である気がしています。
子どもたちが大人になるころの未来は私には想像ができませんが、
子どもと一緒に今一度人間力を磨いて、どんな未来にも対応できる土台づくりをしていきたいと思います。