子育てNGワード〜褒め方編〜

「叱り方NGワード」とか、
「絶対言ってはいけません!」とか、

こういう本や記事がものすごく多いのですが、
こういうの読むと、とりあえず一通り言ってしまっていて落ち込むので

今日は褒め方編!私ver.

普段から子どものことを褒めてるけど、褒め方を変えたらよりよい効果があったので
ここで共有したいと思います。

 

私が自分に課しているNG褒め方ワード。

「すごいね」

「上手」

この2つを意識的に使わないようにしています。

それと、大人が当たり前と思っていることをあえて褒めたりしています。

 

結果だけ評価してしまうことに。

例えば、「すごいね〜」を連発していると、

「みてみてー!すごい?」

と聞いてくるようになる。経験ありませんか?私はあります。
「すごい」と言われたいのです。「上手」も同じですね。

褒めてもらいたい。認めてもらいたいのです。だいすきなお母さんに。
もちろん、「すごい」「上手」も子どもたちはうれしいし、
またがんばろう!ってなると思います。
実際に私自身の口癖も「すごい?」でした笑

でも、「すごい」と言われたいからやる、という風な思考に知らず知らずなっているとしたらどうでしょう。
とりあえずいい点とっておけば、すごいって言われるかな的な、
極端に言うと、結果重視で仮定無視になってしまうわけです。

息子も一時期、私のこのNGワード癖で
適当に描いた絵を持って来て「すごい?」と言ってきたことがあります。

あーいかんいかん。これは「絵を描くこと」=「すごい」になってるな。。。
と。何がすごいか言われた本人は分かってないんですよね。
言った方も分かってませんが笑

で、ついでにもうちょっとこうしたら?とかいらんアドバイスしたりして。
アドバイスしたいんですよね。
だってかわいい子どもに、もっと素敵になってほしいから。
でもこのアドバイスが、子どもにとっては否定と同じだったりするわけです。

褒めてもらいたくて、「すごい」と言われたかっただけなのに!
だめなの?これじゃ褒めてもらえないの?みたいな。
息子はアドバイスすると、無言でうなずいて去っていきます笑

そこで、私は褒める+アドバイスを一度にしてみました。

「丁寧に描けたね!」(きれいだね+丁寧に描くのは良いことよ)
「最後まで描けたね!」(がんばったね+最後まで諦めないのは良いことよ)
「ここは色を混ぜてみたんだ!」(すごいね(言いたい。本当はうちの子すごいと思ってる。)+工夫するのは良いことよ)

こんな感じで、含みまくりで事実をただ言ってるだけなのですが、
すごいねー!と同じテンションでこれらのことを言うと息子満足気です。

そして、気がつけば「すごい?」と聞いて来なくなりました。
その代わりに、

「これをこうしてみたんだ!」とか、
「はみだしてないよ!」とか、

私の含み、伝わってんのかな〜と半信半疑でしたが、伝わってました。
すぐに効果は出ないかもしれませんが、
お母さんの口癖をちょっと意識すると、子どもの口癖も変わって、
結果、物事への取り組み方まで変わってしまったのです。

 

褒めて伸ばす!

「オレ、褒められると伸びるタイプだからさ〜」

とかふざけたこと言う大人になるのは困りますが、
これも褒められることをご褒美に育ってきた代償でのタワゴトかもしれません。

褒められるとがんばれる人はそれでも良いのですが、
大人になったらなかなか褒めてもらえませんからね笑
私もがんばるの大変です笑 褒められて育って来たので。

だからこそ、子どものことはたくさん褒めてあげたい!自信を持ってほしい!
でも褒められることを目標にはしてほしくないと思います。

でもでも、継続してほしい当たり前のこと、

・歯をみがく
・手を洗う
・右左を見て道路を渡る
・あいさつをする

このあたりは、できなくて叱ることはあっても、
できて褒めることはほとんどないですよね。

この人として当たり前にできなくてはならないことこそ、
褒めてあげると、良い行いとして身につくと思います。
もちろん、褒めるときは「すごいね」ではなく。

例えば
・歯をみがく
→「裏側も磨いてたね!」(ちゃんと見てたよ+裏側磨くの忘れないでね)

・手を洗う→
「石鹸のいいにおいがする〜」(手を洗ったことは認めます+水で濡らしただけでないことも認めます)

・左右を見て道路を渡る→
「○○ちゃんが見てくれたから安心して渡れるなー」(頼られるとはりきっちゃう気持ちをくすぐる+見ると安心安全)

・あいさつをする→
「今日も気持ちがいいね!(相手も)あいさつしてくれてうれしいね。」(うれしい気持ちの錯覚を起こす+誰かを喜ばせたい気持ちをくすぐる)

 

こんな感じなのですが、こう言う風に言うと、
鼻の穴膨らませて得意気にしています。

本当に当たり前に大人ができることは
うっかりスルーしがちどころか、叱りがちなのですが、
分からなくて当たり前だし、みんながしてるからするなんて理屈での教え方は
手抜きかなーと思うので、人間として生きていく上で大切なことこそ盛大に褒めるように心がけています。

 

 

人間をゼロからやっていることを忘れずに。

なんでも練習したり、教えてもらったり、勉強したりして
色々なことを見につけてきた私たち大人です。

私は歯科衛生士として
2年間学校に行って、何年か働いてやっと自信が持てるようになりましたが、それでも何度も怒られました。それくらい一人前になるには時間がかかります。

子どもたちは今、まだ人間をはじめてから何年かしか経っていません。
一人前になるためにサポートするのが、人間としての先輩の役割ということを忘れず
新人教育だと思って、先輩としても成長していきたいものです。