『自然育児』とは違う『自然と子育て』のメリット

自然と現代文明の共存する都会の写真でこんにちは。

自然は子どもにとって大切だと言うことをよく言っていますが、先日「自然育児」の保育園で、現代文明を否定しまくりでついていけない、という記事を見つけました。
 
元記事はプレジテントonline、<為末大のお悩み相談室>『「自然」を掲げる保育園の方針に、ついていけません』という記事です。
少し前の記事になりますが、こういう園が今も存在することを聞きます。
 
こういう園がダメ!とかではなく、私が言っている自然と子育てするということは、こういう意味の自然ではないですー。というだけです。
 
これからの未来、どんどん文明は進化していくと思います。
 
そうしたら、その時々に柔軟に対応できる、むしろそんな時にでも能力を発揮できる、そういう”生きる力“を育む必要がある。自分も力をつけたい。そう思っています。
 
そのためには、社会、世界、他人と関わりながらも、自分で興味を持ったり、自分で問題を見つけたり、自分で考え、計画し、実行する。そういう体験の積み重ねが必要不可欠だと思います。
 
それを子ども時代にしておかないと、急にはできないのではないしょうか。
 
でも、子どもがそんなハードなことできる?
と思うかもしれませんが、自然の中ではそれが可能ですし、子どもたちは自然の中では自然にできてしまいます。
 
だから、私は自然と関わることはとても大切だと思っています。
決して、現代文明を否定しているわけでも、あるがまま自然にすることが全て良しとするわけでもありません。
 
 

自然と関わることのメリット

 
自然と関わることのメリットはいくつかあると思います。
 
五感を刺激できたり、
創造力が育まれたり、
命の大切さを学んだり、
ちから加減を知ることができたり、
生き物の生態を学んだり。

 
そして、前にも書きましたが、
自分で興味を持ち、問題を見つけたり、考え、行動したりすることができる。
 
こんなにまとめて色々なことを実体験から学べるのは、自然と触れ合うこと以外に思いつきません。
 
そして、自然にはひとつとして同じものは無い。そうすると応用する力も育まれると思います。
 
 
五感を刺激して、たくさんの感覚を知ると、五感の感じ方を知り、それまでよりもたくさんのことを、豊かに感じることができます。
 
子どもたちはそれぞれに、魅力的な枝を拾ってはごっこ遊びをはじめます。
すでにみんな創造力は持っていて、それを発揮する場所が自然の中だったりします。
 
はじめは分からない命のことも、少しずつ理解していく。かわいいな、大切にしよう
という気持ちが命を大切にすることに繋がる。
 
お友だちの、髪の毛や、目も気になる。ちょっと触ってみたい。優しく触れたらいいけど、そーっと触るってどうやるの?
花が潰れないように優しく摘んだり、小さな虫を潰さないように優しく手のひらにのせて「そーっと」を知る。
 
あおむしが葉っぱを食べた跡がある。蝶が花の蜜を吸う。それぞれに会いたいときは、花の周り、新芽の近くを覗いてみよう。
 
かぶとしを捕まえたい!いつもの公園では見たことがない。なんでだろう。
調べてみたら、かぶとむしは夜行性だった!夜公園に行ったら見つけられた!
 
 
こんな風に、決して特別なことでも、森の中での子育ての話でもありません。
 
都会の中でもできる、身近な自然と共にする子育ての話です。
 
 

文明の進化の中に生きる子どもたち

 
10年前と今を比べただけでも、いろんなことがすごく違う。
 
文明の力は、便利だし、効率的かもしれませんが、自分の頭で考え、問題を解決することが少なくなっていくように思います。
 
それでいいじゃない、そういう未来になるのだから、と言う人もいるかもしれませんが、自分に必要なものは何か、これは自分にとって良いのか悪いのか、そういう判断さえできなくなっていくのでは、と心配になってしまいます。
 
やっぱり、というかむしろ、文明が進化すればするほど、自分で興味を持ったり、自分で問題を見つけたり、自分で考え、行動したりすることは大切だと思います。
 
個性たっぷりの小さな子どもたちが、そういう未来でその個性を発揮できるように、今からでも自然と共にその力を育んでいけたらと思います。