0歳から五感を刺激する実体験

五感についてのお話を以前書きましたが、
先日、保育ナチュラリストのお仕事として、都心の保育園におじゃまして、0、1さいの子どもたちと自然あそびプログラムを通して、五感をいっぱい刺激してきました。

0さいの子どもたちにとっては、「はじめて」のことがたくさん。

ひとつのひとつの表情や反応がとってもストレートでシンプルで、赤ちゃんの色んな引き出しを開けてきた気分でした。

五感とは、
触覚
嗅覚
視覚
聴覚
味覚

なわけですが、自然あそびはやっぱりすごくて、
たった一枚の葉っぱで、この五感をぜーんぶ刺激できちゃうわけです。(味覚は味わえないこともありますが)

葉っぱそれぞれ
触った感触も、匂いも、形も、ちぎった音も、味も
ぜんぜん違うからおもしろい。
ひとつの葉っぱでも、季節によって表情が変わります。これも身近な自然に注目するメリットでもありますね。

暑い日には、おうちの前のアスファルトからひょっこり顔を出している小さな葉っぱを、おうちに持って帰って楽しむことができます。

自然物を使って遊ぶというより、感じる。
0さいの赤ちゃんには、むしろ五感で感じる、ということだけであっという間に時間が過ぎていきました。

いろんな感触を実体験

絵本を見て、
りんごだねーいちごだねー
というのももちろん楽しい時間です。

本物をのりんごやいちごを触ると、
それがツルツルであることや、つぶつぶであること、
冷たいとか、暖かいという温度
重いとか、軽いの重さ
そして、甘い香りを鼻で感じたり。

実体験からは本当にたくさんのことが学べます。

先日伺った保育園には、いくつかの種類の葉っぱを持って行きました。

ギザギザ、ふわふわ、いい匂い、くさい、ベタベタ
そして夏なのでセミの抜け殻も。

はじめてセミの抜け殻を見た0さいの赤ちゃん。
それがどうやら生き物かもしれない、ということに気付きつつ、恐る恐る手を伸ばしていました。

そうしたら、カサカサ!
もうその感触が気に入って、にぎにぎしていました。

でも、生き物かもしれない!?という気持ちはそのまま、眉間にしわを寄せて、怪しんでいました。

別の子は、完全に生き物だと思い、近付きすらせず。
そして、別の子はちょっと風で動いたのを、もう絶対生き物!て感じで興奮していました。

かわいいですね〜笑

ほんの何ヶ月かの月齢の違いで、反応もさまざま。
大きくなればなるほど、知識も増えて言葉はなくても、何かを感じた興奮を一生懸命伝えようとしてくれました。

五感を刺激するためには本物を体験する

別に上等なものを体験することだけが良いこととは思いません。

例えば音楽。
おうちでクラシック音楽をたくさん聴かせる。ということも良いかもしれません。

(アンチクラシックとかでは全くないですよ!私はずーっと吹奏楽部だし、母も祖母もピアノの先生。今でもマリンバを趣味で続けています。クラシック音楽大好きです。)

でも、お母さんの体から響く歌声を聴くとか、自分の手で手拍子をするということの方が、感じることはたくさんあると思います。

手を叩く音、その手が感じる感触、小さく叩いたり、大きく叩いたり。。

難しいことは何もありません。
ちょっとした工夫で五感は0さいから十分刺激できます。

もしもちょっと迷ったら、「形容詞」を感じてみてください。

つめたい
あつい
かたい
やわらかい
きれい
ふるい
ながい
ほそい
あかい
あらい
ふかい
くさい

もうたくさんありますが、こんな”形容詞“を実際の体験を通して感じることが五感を刺激するということだと思っています。

これなら、0さいの赤ちゃんだってできますよね!
大人だって、まだ体験していない形容詞あるのでは??

季節毎に異なる表情を見せる身近な自然は、1年中五感を刺激するのにぴったり。

まずは遠くに行かなくたって、準備しなくたって、
すぐそこにある足元の自然でぜひ楽しんでみてください。